1133年6月。鋼水だ。
花野雲、田鶴姫救出、お疲れ様だったな。よくがんばった。
どうやらおれもここまでのようだ。
男にしては長生き出来たと思う。一族初の事を色々やってきた。
若い頃は雀蝶おばさんや荒河兄キ、綾野ネエと道場破りや冬の奉納試合にでて暴れまわった。
それから皆いなくなっていって綾野ネエと一緒に土々呂震玄殿を撃破するまで現役を続けた。
安倍晴明戦で最後現場に戻って錦を飾ることが出来た。
奥義も編み出したし、石猿と梵ピンを両方覚えた。
それでも結局おれはちゃんと生きられたのか。
最後は自分に向かって毒を吐いてみた。
後は、花野雲、任せたぞ。
さらばだ!綾野ネエたちがいる所に行ってくる。