1124年5月。愛子じゃ。
狸の国(正しい名前かどうかは分からん)の焔獄堂に出陣して参った。
狐の国の方には入ったことがあるのじゃが、似ていて微妙に地形が違うのう。狐の国の方にはこんな橋はなかったのじゃがな。
途中にお約束の鬼神がいたのじゃが、これがなんと十六夜伏丸様。
つまり春夫のおじじ様、伏松殿の父上なのじゃ。
向こうは気づいておるのかおらぬのか分からなかったがな。
戦闘に関しては周りの狼に守られながら少しずつ戦闘能力を上げていく厄介なタイプ。
余裕とまでは行かぬかそこそこ余力を残して勝利できたそ。
途中で華厳の巻物を手に入れてきたぞ。