1124年11月。愛子じゃ。
またしても訃報じゃ。
雷蛾家萌虎殿が亡くなった。
一族の攻撃の要として各地に参戦、晩年まで第一線で活躍した女丈夫じゃった。火技の使い手でもあり、わしと共に「血火弾」の合わせをしてボスを攻略したのも良き思い出じゃ。
1度負けた牛頭丸殿に再度挑みリベンジに成功したのもすごい所じゃ。
残した遺言を考えると口癖じゃった「逆に言えば」は、気持ちを切り替えるためのものじゃったのかもしれぬな。
むこうではゆっくり休んでくれ!
もちろん、一族一の戦勝を稼いでおった。
剣士ながら技力も母上陽菜を抜き一位じゃったのは驚きじゃな。