1133年4月。鋼水だ。
やってなかった最後のお祭り「みだれひな祭り」が復活した。
そして交神リストから消えた神様がいる。
やたノ黒蝿殿だ。
これからは夜鳥子の式神としていきるのだろうか。。。
10月 29
10月 27
1133年3月。鋼水だ。
今月は当家第一の目的、安倍晴明打倒の為、花兎国竜宮渡りの百鬼祭りに向かった。
方針としてこの日を決めた時は、おれはもう生きてないかと思ったけど、何とか健康のまま生きながらえることが出来た。
だから、隠居の身でありながら出陣した。
前回の安倍晴明戦は当主不在だったようだけど、今回はそうならずにすんでよかった。
夜鳥子を連れていかなければならないから、今回は蝿分家の起李枝っちに留守番してもらうことにした。
竜宮渡りには出撃メンバーは初めて来たけど、百鬼祭り会場の場所は過去に調査済みだったのでスムーズにこれた。
百鬼祭り自体は去年、鯉のぼりでやってたのに来たことあるから雰囲気はだいたいつかめていた。
特にレアアイテムはなかった。
敵は何とやたノ黒蝿殿!
雷蛾家と蜂鄒香家にやたノ黒蝿殿の血が流れているから複雑だがやるしかない。
眷属を呼ぶタイプの鬼神。
いつもどおり「梵ピン」「石猿」「速鳥」「陽炎」で能力アップ。そして「風葬」で相手能力を下げる。
相手は物理攻撃中心だから当たらないし大したダメージも喰らわない。
これは思ったより拍子抜けだ。
能力補正した後、いよいよこちらからの攻撃。
全員で奥義をぶつける。
割りと余裕の勝利だった。戦勝点もたいしたことなかったし。
前回の安倍晴明戦から7年かかったけど、先代でも十分に勝てた相手だったと思う。
晴明にはまたしても逃げられたけど、祭具は奪還した。
夜鳥子の記憶もだいぶ戻りつつあるようだ。
10月 27
10月 27
10月 25
1132年12月。隊長の蜂鄒香家摩耶です。
今月は北辰桜国の焔獄堂に出陣して参りました。
目的は探索兼夜鳥子様の育成です。
鬼の強さがワンランク上なので強かったら引き返す覚悟できました。
焔獄堂には以前はよく一族が出陣していたようですが、しばらく出陣がなく生きている一族で迷宮の様子を知る人はいません。
実際は敵もそれほど強くなくさくさく進みました。
探索目的だった紫の鍵の向こうに行くことが出来ました。
奥の方には鬼神、雷電五郎様がいらっしゃいました。
それほどの強さではなく余裕を持って勝利出来ましたが、このチームの難点も発見しました。
攻撃上昇術「梵ピン」を餅月さん以外覚えていないので、チーム全体の攻撃力を上げられないことです。
基本的には1人がアタッカーになればいいとは思いますが、この先その戦法がどこまで続くかに不安はあります。
祠の先には特にこれといったものはありませんでした。
10月 25
10月 25
1132年11月。鋼水だ。
ついにこの人も去ってしまった。。。
蜂鄒香家綾野ネエ。。。血のつながりはほとんどないけど、本当のアネキのようだった。
おれの初陣から最後の土々呂震玄戦まで、綾野ネエの子摩耶の初陣の時以外はいつも一緒に出陣して戦ってきた。
荒河兄キと雀蝶おばさんが生きている時代が特に黄金期であの頃がなつかしい。
風能力の達人で、一族最初に「印虎姫」を習得。奥義は2つも編み出したけど、得意だったのは継承した風の奥義で全体攻撃だった。道場破りや冬の奉納試合で暴れまくっていた。蜂鄒香家初の戦勝点の稼ぎ頭になった。
向こうの世界にも鬼退治というものがあるなら、また一緒に出陣しよう。
それまでさようなら。綾野ネエ。
10月 24
蜂鄒香家の摩耶です。
引退した当主鋼水様に代わって隊長を務めさせていただきました。
当主不在時は代々蜂鄒香家が隊長を請け負うことが多いようです。
1132年11月。今回は根の子参りという迷宮に行って参りました。
この迷宮、一族が来るのは実に6年ぶりとの事で、代で言うと5代目明日香様の時代。
夜鳥子様は前世で来たことがあるとおっしゃってましたが、まさにその時以来のようです。
鬼の強さはワンランク上のようですが、一族も強くなったので大丈夫だろうと鋼水様はおっしゃってます。
確かに敵はそれほど強くはありませんでした。
先代たちが蝋燭を集めてくださったおかげでスムーズに進むことが出来ました。
夜鳥子様は初陣でもお強いです。
途中にいたのは土公之八雲様。
さほど強くはありませんでしたが、眷属が厄介で、力の強い餅月様の順番になる前に眷属を呼ばれてしまうのでなかなか本体に攻撃を与えることが出来ませんでした。
それでも奥義を駆使して撃破出来ました。
その先に進んでも特に強敵に当たることはありませんでした。
10月 23
1132年9月。鋼水だ。
ついに綾野ネエにも天命が近づいてきた。
最後に綾野ネエに一花持たせようと思い、鬼神戦に向かった。
相手は鯉のぼりで土々呂震玄殿。かつて一族を敗走させた神で相手にとって不足なし。
綾野ネエには薬を飲んで出陣してもらった。
メンバーはベテランを揃えて出撃。
土々呂震玄殿がいる恋やぶれまではほぼスルー。
いよいよ決戦!
セオリー通り相手には「土葬」、自分たちには攻撃上昇術「梵ピン」と敏捷性上昇術「速鳥」。
術メインで来るという過去情報から防御上昇術「石猿」は使わなかった。
そして能力が上がってからの綾野ネエの奥義が炸裂!
見事に撃破した。
おれは全体回復術「水の鋼水宴」を創作したぜ。
そして、蝿分家では伝説の存在、岩震さんが編み出した「崩山岩震衝」を起李枝っちが習得!
さすが岩震さんを超える女!
そして土々呂震玄殿は昇天。6代目天星さんの時代から4年かかってやっと昇天してもらった。
奥義を創作したけど、この一戦でおれは引退する。
綾野ネエとの最後の出陣で有終の美を飾れてよかった。